医師のすすめ
東京デイサージェリークリニック 医学博士
NSCA認定パーソナルトレーナー
柳 健 先生
現在日本人は食生活やライフスタイルの欧米化に伴い、肥満人口は推計2300万人(男性1300万人,女性1000万人)、男性は2人に1人がメタボリックシンドロームの予備軍と増加傾向にあり、その中の1100万人は糖尿病や高脂血症,高血圧症,膝関節症などの生活習慣病を合併しています。肥満症治療の中心は、食事・運動・薬物療法等の治療ですが、残念ながら約95%の方は長期的な体重減少を維持することは困難です。
その一方で特に10-40代の若い女性に多い、健康的な心身を手に入れることとは程遠い食事制限や運動を行い、誤ったダイエットを実施する事で、リバウンドや極端な痩せ、さらには摂食障害や無月経等の病気を引き起こしてしまうケースも少なくありません。
この予防の柱となるのが運動です。運動を子供から大人まで楽しく出来たら言う事なし。さんさダイエットの特徴は両手両足の筋肉トレーニングに加え、有酸素運動を取り入れています。
中でも2番と4番の踊りは体の中で最も脂肪燃焼効果の高い、太ももの前側に刺激を与え、ロコモティブシンドロームなどの筋力低下の予防になり、さらに腕の動きは女性らしい綺麗な二の腕の運動と鍛えるとウエストが細く見える肩や背中にアプローチしています。
結果、さんさダイエットの効果は3つ、
①自律神経のバランスを整える
②筋肉トレーニングと有酸素運動=代謝や免疫力のUP
③ストレス発散
と大きなダイエット効果が期待できます。
日本人は昔からお祭り好き。盛岡市では小学校の運動会で踊る事もあるとか。
子供から大人まで日本人が楽しみにしているお祭りを家で、ジムで、時には会社で、メタボ予防や健康なダイエットの為に出来たら幸福感も上がるのではないでしょうか。日本の文化を大切にしながらカラダにも良い、
新感覚お祭りエクササイズ、さんさダイエットを私は推薦します。